オーラルフレイルは、口の機能が健常な状態(いわゆる「健口」)と「口の機能低下」の間にある状態を指します

オーラルフレイルとは、歯や口周辺の機能が衰えた状態のことで、“むせやすい、飲み込みにくい、異物を吐き出せない”などの症状を引き起こしいずれ全身的なフレイル(全身的な機能の衰え)を引き起こす前段階と考えられています。
これを放置すると日本人の死因上位である誤嚥性肺炎のリスクが上がってしまいます。

健康寿命90歳を目指して口の中から健康づくり
誤嚥性肺炎を知り、予防する。あなたの健康、私たちの約束。

誤嚥性肺炎とは、食べ物や液体が誤って気管に入り、肺に達することで発生します。特に高齢者や嚥下機能が低下している方に起こりやすいリスクです。
健康な口内環境は、全身の健康に直結します。誤嚥性肺炎の予防は、ただの口内ケアではなく、生活全体の質を高めることにもつながります。私たちは、患者様が毎日を安心して過ごせるよう、最善のケアを提供し続けます。

薬に頼る前に、予防とケアで健やかな歯。
患者様一人ひとりの自然な治癒力を大切にしています。薬は時に必要ですが、その使用は最小限に。なぜなら、私たちは薬に頼ることなく、患者様の口内環境を整えることが最善だと考えているからです。

◆健口体操 
何十種類もの体操を組み合わせて歯のクリーニングと合わせて行っていきます。

◆咬合力検査 (右写真)
噛む力を専用機器により測定し、現在の健口状態がある程度わかります

 

◆舌圧検査  R6年末導入予定

舌がどれぐらいの力で食べ物を押せるかを数字で測定します。この数字が低い方は専用のトレーニングを用意しています。
上記の検査や体操に加え、バランスの良い食事、必要最低限の投薬、適度な運動、
趣味を楽しむこと、などの健康寿命を延ばすための取り組みを行っています。2023年の健康寿命は男性72,7歳 女性75,4歳。
健康寿命80歳を目標に一緒に頑張りましょう!!